2024/08/29
最近、”口ゴボ”という言葉をよく聞きます。
検索してみると、口ゴボ:口元が前に突き出している状態を指す言葉で、ネット検索で色々ヒットしますね。
特に、上顎と下顎の歯や骨格のバランスの不調和、口元が前方に突出して見える状態を指します。美容的な理由で気にする人が多く、横顔のシルエットに影響を与えるためコンプレックスに感じる場合もあります。この状態は、歯列矯正や顎の矯正手術で改善できる場合があります。歯並びや顎の骨格に起因することが多いため、専門の矯正歯科医に相談するのが一般的です。口ゴボは、見た目だけでなく、咬み合わせや発音にも影響を与えることがありますので、気になる場合は専門家の意見を聞くのが良いでしょう。……………と説明されています。
選択する治療法は、口ゴボの原因や程度、患者の年齢や健康状態などによって異なります。
1. 歯列矯正: 歯にブラケットを装着し、ワイヤーで歯を動かす方法です。歯の位置を調整し、口元のバランスを整え、咬み合わせを治療します。
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治療前 治療後
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治療前 治療後
〇主訴:#1前歯がでてる
#2咬み合わせが悪い
〇年齢: 30歳 女性
〇上下顎前突
〇治療方法:装置:マルチブラケット装置、便宜抜歯抜歯:上顎左右第一小臼歯 矯正用アンカースクリュー
〇治療期間:スプリント治療6ヶ月、マルチブラケット治療 術前矯正:24ヶ月
〇費用:施術料:¥750,000 処置料:¥5,000 アンカースクリュー:¥20,00
〇矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり ます。⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる ことがあります。⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
治療後は副作用も無く、審美性、機能、健康維持され経過良好です。
2.外科矯正治療:骨格の原因が大きい場合は、上下の顎の骨の位置を整える手術を併用した矯正治療により改善す る効果的な方法です。
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治療前 治療後
治療方法を選択する際には、まず専門矯正歯科医、または口腔外科医に相談することが重要です。
2024/08/29
矯正で人中が伸びる?? と聞かれることがあります。
人中が長く見える理由としては、加齢、遺伝、または口元の筋肉の衰えなどが考えられます。加齢とともに皮膚がたるみ、顔全体のバランスが変わることで人中が長く見えることがあります。また、歯並びや咬合(かみ合わせ)の問題も人中の長さに影響を与えることがあります。
対策としては、顔のエクササイズや筋肉トレーニングなどが行われることがあります。また、美容整形手術で人中を短くする「人中短縮術」という手術もありますが…………….
歯科矯正が人中に与える影響
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治療前 治療後
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治療前 治療後
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治療前 治療後
治療方法を選択する際には、まず専門矯正歯科医、または口腔外科医に相談することが重要です。
参考になれば幸いです。
鼻唇角?
○鼻の形状: 鼻柱の長さや鼻先の形状は、鼻唇角に直接影響します。鼻先が下がっていると鼻唇角が狭くなり、逆に鼻先が上がっていると角度が広くなります。
○上唇の位置: 上唇が薄く、口元が後退していると、鼻唇角が狭く見えることがあります。逆に、上唇が前方に出ていると角度が広くなります。
○加齢: 年齢とともに皮膚がたるんでくると、鼻唇角が狭くなり、顔のバランスが変わることがあります。
2023/03/07
初診相談での質問です ここにクリニックではどのような方法で治療するのですか?
と、質問を受けることがあります。
例として)
A医院では、マウスピースで治療しましょう、抜歯はしませんよ。
Bクリニックでは裏側からワイヤーを付けましょう。抜歯は必要ないですよ。
C矯正歯科クリニックでは、表側のワイヤーで上の歯の抜歯が必要です。
D矯正歯では表側上下4本抜歯が必要です。
E矯正歯科ではアンカースクリューを併用して非抜歯で治療しましょう。
それぞれが、違う方針でどうずれば良いか解らない!?????・・・・・・
それぞれのクリニックで特徴が有りますが、”メカニクス”:治療に用いる矯正装置の違いで治療方針を決定しているのかな??・・と考えてしまいます。
ひらの矯正歯科クリニックでは、以下の5項目のハモニーを治療ゴールと考え
検査の結果を診てゴールを達成するために適切な方法メカニクス(矯正装置)を選択して治療を開始します。
自分に合った治療方法は人それぞれだと思いますが、
”大切なのは治療ゴール”ではではないでしょうか。
2022/08/12
お子さんの矯正相談で良くある質問です。
”顎を拡げる” 治療が必要と言われたが?
早くしないと歯を抜くようになるよ!と言われたので心配!
と初診相談で来院される方が多く来院されます。
歯がデコボコになってしまうので顎を拡げないと、、、、は本当に拡大の適応になるのでしょうか?
拡大には、歯のデコボコになるだけでは適応にならない場合も有ります。
上下の歯列の幅径の問題が有る。上下の顎の骨格に大きな不調和があるなど、適確な診断が必要です。
また、拡大時に下の歯とのかみ合わせが変化し、下顎の位置が不安定となることがあり、その他の問題を引き起こすリスクも考えなければ成りません。
しっかりと診断し、必要な場合は適確な管理が必要です。
急速拡大は適用年齢があり上顎正中口蓋縫合が完全に閉鎖する前の12歳前後までが適用になります。
それでは、大人の場合は?
上顎の狭窄など拡大が必要な場合は、SARPE(Surgical assisted rapid palatal expansion)という方法を行う場合も。
大人は、上顎の正中口蓋縫合は完全に閉鎖していますので外科的なアシストが必要となります。
キレイな歯並びを維持する上で、咬み合わせは重要です。
そして、あいたいする下顎の状況が最も咬み合わせに重要なポイントとなります。
綺麗で、健康で機能的な歯並びを目指したいですね。
2021/08/11
”最近の矯正治療の動向”
最新矯正治療:カスタムメイドマウスピース型矯正は、最近では多種多様の商品名で矯歯並びを治す方法が増えてきました。
歯並びを気にされ治療を希望される方々には選択肢が増えたため、矯正治療が身近になってきた事は歓迎すべき事と思います。
当クリニックでは、”当クリニックの治療ゴール”を達成するためには、適していないためカスタムメイドマウスピース型矯正は行っていないません。
しかし、矯正治療を希望されるご相談で、多くの患者さんにご来院頂いております。
予約が混んでいる状況で、皆さまには迷惑をおかけいたします。
皆さま治療は1ヶ月前よりご予約を頂いていますので、ご予約の変更はお早めに、また数日前・当日のキャンセルはお控え頂けるようお願い申し上げます。
変更・キャンの場合、次回のご予約は先になることをご了承頂けると幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ひらの矯正歯科クリニックスタッフ一同