症例⑦ 咬み合わせが悪い・・・って? 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

矯正の治療なら世田谷(三軒茶屋・弦巻)の
「ひらの矯正歯科クリニック」

症例⑦ 咬み合わせが悪い・・・って? 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

今年もG.Wもコロナ渦で、Stay Homeでお時間のある方はご覧頂けると幸いです。

”咬み合わせが悪いんです” と相談に来られた患者さんの治療例です。

◎治療前

ご本人は、かみ合わせる位置が不安定で落ち着かないとのことです。顎もカクカクなり一般歯科の先生にマウスピースを製作して頂いたとのことでした。

お口の中を診ると歯並びはきれいに見えますが、お口を開くと右上の歯が裏側に生えています。

咬み合わせは、上の歯列で下の歯を上手く受け止められないようです。

横顔のレントゲンを診ても上下の歯は緊密に合合わさっていない状態が確認出来ます。

検査を進めると、顎の関節にも問題が見つかりました。関節の軟骨のお皿がズレた状態で(復位を伴う顎関節円板前方転位の診断)顎位にもズレが見つかりました。顎関節と咬み合わせ

 

治療計画は、顎の位置の安定を図り顎関節の負荷の軽減を目的にスプリント治療から開始する治療プランで開始しました。

◎スプリント療法

歯を動かす治療に入る前に、診断の一つのステップとして咬合の状態、下顎の位置、顎関節の状態をチェックするためスプリント療法を行なうことがあります。程度の差はありますが、ほとんどの患者は顎関節をずらして上下の歯を咬み合わせています。この顎関節の状態を出来るだけ良い状態(安定)にした時、下顎はどれ程ずれているのか、スプリント療法によって理解できます。矯正治療は咬合を変化させる治療です。円板がずれていたり顎関節に問題があるとき、歯を動かす前にスプリントにより咬合の変化を与えてみて反応をみる役目もあります。

◎スプリント治療後

スプリント治療により顎の関節が安定した状態で本来の咬み合わせの状況が明らかになりました。

治療前と上下の歯の接触は変化しています。”悪化した” と思われるかもしれませんが、下顎の位置がズレた状況で歯の移動を始めた場合、このズレは発見されず残って治療が終了することになりるか、或いは治療途中で咬み合わせが変化し治療が上手くいかない原因の一つになりかねません。 ”顎位は大切ですね”

レントゲンでも咬み合わせの変化が確認出来ます。

これで歯の移動すべき量と方向が、はっきりと確認出来ます。

予知性の高い知治療計画が立てられますので、治療後の経過はより良くなることが期待できます。

◎治療後

マルチブラケット治療により、きれいな歯列と適切な咬み合わせが得られました。

レントゲンでも上下の咬み合わせは緊密な状態が確認出来ます。

顔貌の状況も良好です。

〇主訴:#1右上の歯が重なっている

#2咬み合わせが悪い

〇年齢: 19歳 男性

〇叢生

〇治療方法:装置:マルチブラケット装置、便宜抜歯抜歯:上顎左右第二小臼歯 矯正用アンカースクリュー

〇治療期間:スプリント治療7ヶ月、マルチブラケット治療 術前矯正:24ヶ月

〇費用:施術料:¥750,000 処置料:¥5,000 アンカースクリュー:¥20,00

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり ます。⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる ことがあります。⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

治療後は副作用も無く、審美性、機能、健康維持され経過良好です