「ひらの矯正歯科クリニック」ブログ

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症例⑦ 咬み合わせが悪い・・・って? 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

今年もG.Wもコロナ渦で、Stay Homeでお時間のある方はご覧頂けると幸いです。

”咬み合わせが悪いんです” と相談に来られた患者さんの治療例です。

◎治療前

ご本人は、かみ合わせる位置が不安定で落ち着かないとのことです。顎もカクカクなり一般歯科の先生にマウスピースを製作して頂いたとのことでした。

お口の中を診ると歯並びはきれいに見えますが、お口を開くと右上の歯が裏側に生えています。

咬み合わせは、上の歯列で下の歯を上手く受け止められないようです。

横顔のレントゲンを診ても上下の歯は緊密に合合わさっていない状態が確認出来ます。

検査を進めると、顎の関節にも問題が見つかりました。関節の軟骨のお皿がズレた状態で(復位を伴う顎関節円板前方転位の診断)顎位にもズレが見つかりました。顎関節と咬み合わせ

 

治療計画は、顎の位置の安定を図り顎関節の負荷の軽減を目的にスプリント治療から開始する治療プランで開始しました。

◎スプリント療法

歯を動かす治療に入る前に、診断の一つのステップとして咬合の状態、下顎の位置、顎関節の状態をチェックするためスプリント療法を行なうことがあります。程度の差はありますが、ほとんどの患者は顎関節をずらして上下の歯を咬み合わせています。この顎関節の状態を出来るだけ良い状態(安定)にした時、下顎はどれ程ずれているのか、スプリント療法によって理解できます。矯正治療は咬合を変化させる治療です。円板がずれていたり顎関節に問題があるとき、歯を動かす前にスプリントにより咬合の変化を与えてみて反応をみる役目もあります。

◎スプリント治療後

スプリント治療により顎の関節が安定した状態で本来の咬み合わせの状況が明らかになりました。

治療前と上下の歯の接触は変化しています。”悪化した” と思われるかもしれませんが、下顎の位置がズレた状況で歯の移動を始めた場合、このズレは発見されず残って治療が終了することになりるか、或いは治療途中で咬み合わせが変化し治療が上手くいかない原因の一つになりかねません。 ”顎位は大切ですね”

レントゲンでも咬み合わせの変化が確認出来ます。

これで歯の移動すべき量と方向が、はっきりと確認出来ます。

予知性の高い知治療計画が立てられますので、治療後の経過はより良くなることが期待できます。

◎治療後

マルチブラケット治療により、きれいな歯列と適切な咬み合わせが得られました。

レントゲンでも上下の咬み合わせは緊密な状態が確認出来ます。

顔貌の状況も良好です。

〇主訴:#1右上の歯が重なっている

#2咬み合わせが悪い

〇年齢: 19歳 男性

〇叢生

〇治療方法:装置:マルチブラケット装置、便宜抜歯抜歯:上顎左右第二小臼歯 矯正用アンカースクリュー

〇治療期間:スプリント治療7ヶ月、マルチブラケット治療 術前矯正:24ヶ月

〇費用:施術料:¥750,000 処置料:¥5,000 アンカースクリュー:¥20,00

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり ます。⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる ことがあります。⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

治療後は副作用も無く、審美性、機能、健康維持され経過良好です

初診の患者さんからの質問・矯正治療後は顔が長くなりますよね? 三軒茶屋ひらの矯正歯科クリニック

最近、数名の初診の患者さんから質問を受けた内容です。

Q:矯正治療で歯並びは良くなると思いますが、治療後は顔が長くなりますよね?

ネットで治療前後の写真を見ると顔が長くなっているのを見たことがあるし、

『友達も矯正すると顔が長くなるよ!』と言っていました。

との質問で、ご心配されていました。

A:矯正治療でお顔の長さ(顔面高)に影響があるのは、鼻の下から顎の先端まで

(下眼面高 SmーMe)が影響を受ける部位です。

矯正治療の歯牙移動に伴う現象として、歯の挺出とい事があります。これは臼歯部に起きた場合の結果として、下顔面高の増加に繋がります。

この挺出という現象を如何に少なくする事、

或いは圧下という逆方向へのコントロールが出来れば下顔面高の減少へと繋がります。

”Vertical control” と言われる歯の移動がキーポイントになります。

(下顎のオートローテーションと言う作用でオトガイの前後的内位置にも影響があります)

(例)

  

治療前                 治療後

専門用語ですが、このVertical controlが顔貌に及ぼす影響のキーポイントとなります。

勿論、お顔は皆さん個性と特徴、個人差が有りますので、その患者さんの状態なわせて治療の方針が必要です。

前歯の前後的及び垂直的位置、前歯の傾斜度、上下のアゴの位置はとても重要なポイントです。

治療上の一般的なリスクとしては、歯根吸収、歯髄壊死、カリエスの発生、歯肉退縮、顎関節症、歯周病の悪化があります。

 

ミーレ・ジェットウォッシャー&最高水準のクラスBオートクレーブ 感染予防 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

今回は、医院設備について、

以前より使用していた器材洗浄機を新たに ミーレ・ジェットウォッシャーに入れ替えを致しました。

クリニック内で、医療従事者や治療器具などを通じ、ある患者さんの感染症が他の患者さんに感染してしまうことを院内感染と言います。今や院内感染は社会問題として取り上げられており、しっかりとした対策を行っていく必要があります。

グローブやコップ・エプロンなどディスポーザブル製品をできるだけ使用し、それ以外の使い捨てが出来ない器具はミーレ ジェットウォッシャーというドイツのMiele&Cie.KG社製の歯科用器具洗浄除菌システムでの器具洗浄を行っています。

手洗いでは難しかった複雑な構造の歯科器具も徹底的に洗浄する事ができます。

(ステージ1)ミーレ ジェットウォッシャーはまず低温の水、次に 55°Cの温水で洗浄を行います。 歯科医療機器に付着したタンパク質は、60°Cを超えると凝固し始めます。ミーレ ジェッ トウォッシャーは、タンパク質が凝固しない温水で、まずタンパク質を除去します。

(ステージ2)

水を強い力で汚れに直接当てることで優れた洗浄効果を得ることができます。その為には多 くの水を循環させることが必要です。ミーレ ジェットウォッシャーは循環水量が 500l / 分 という強力な循環ポンプを採用しており、強力に水を循環させています。 また、洗浄槽の中にはスプレーノズルが 3 本あり、それぞれのノズルから洗浄槽の隅々まで スプレー(水)が行き渡るので、優れた洗浄効果を発揮します。

(ステージ3)

ミーレ ジェットウォッシャーのプログラム『Vario TD』では、最終工程で 93°C /5 分間の 熱水消毒を行います。これは、消毒水準分類における「芽胞を除く微生物を殺滅する」とい う高水準消毒(high-level disinfection)に相当し、B 型肝炎ウイルスなど耐熱性病原体も不 活性化する水準になります。

高いレベルで均一に洗浄することが出来るのです。また、手洗いを避ける事によって怪我を防ぎ、医療従事者から患者さんへの感染を防いでいます。

次にミーレで除菌された器具を、以前より使用しているクラスB規格のオートクレーブと呼ばれる滅菌器にかけていきます。器具に付着したウイルスはオートクレーブによって作り出される高温の蒸気にさらされ、自身を構成しているタンパク質が変成を起こし死滅します。

小型高圧蒸気滅菌器のヨーロッパ規格EN13060では、小型高圧蒸気 滅菌器の性能要件とそれに付随するテスト方法が規定され、医科・歯 科などで幅広く使われています。血液や体液と接触する可能性のある 例 材料や器具には様々な形状のものがあり、それぞれの形状に適した滅 菌サイクルで滅菌する必要があります。ヨーロッパ規格EN13060ではクラスB、 クラスS、及びクラスNという3種類の 滅菌サイクルのクラスがあります。

日本や海外には滅菌器の規格がいくつかあり、中でもヨーロッパの規格は厳格と言われています。当院で導入しているイタリアW&Hステリライゼーション社製のLisaはヨーロッパの規格の中でも最高水準のクラスBに位置しており、確実に滅菌効果を得る事ができるのです。

いずれも、高額な設備投資…ではありますが、これからも当院ではきっちりとした衛生管理を行い、院内感染を限りなくゼロに近くする事で、皆さんに安心して治療を受けて頂きたいと思っています。

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矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について  三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

症例ページで当クリニックの治療例をご覧頂き、矯正治療には様々なメリットをご理解頂けたのではないでしょうか。

しかし、、医療は専門性が高いため発生する率が非常に少ないですが、リスクの説明をしておくことが必要です。

日本矯正歯科学会では《矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について》

を以下のようにまとめています。

最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~12 週間で慣れることが多いです。

  歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。

  装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。

  治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが

  重要です。 また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。

  歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。

  ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。 

ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。 

治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。 

治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり ます。 

様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。 

歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。

  矯正装置を誤飲する可能性があります。

  装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。

  装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。

  装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。

  あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。

  治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。

 その場合、再治療等が必要になる ことがあります。

  矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

 

症例⑥ 顎関節ファースト( TMJ 1st )矯正治療 /顎関節を考慮した矯正治療 関節等のリモデリング 三軒茶屋 ひらの矯正歯科クリニック

顎関節と矯正治療の関係について 顎関節ファースト( TMJ 1st )矯正治療

歯並び:上下歯列の配列など歯並びのデコボコ、歯のねじれ、歯の隙間など・・・

咬み合わせ:上顎歯列に対して下顎歯列が適正に機能的にかみ合う状況、その時の顎関節は適切な位置、運動が出来る状況(顎関節機能、形態)が良好な事が良いかみ合わせだと考えられます。

顎関節症は大人の疾患と思われがちですが、矯正治療が必要なお子さまにも顎関節に問題が見つかるケースを多く経験します。

(当クリニックでは顎関節を診査し、顎関節を考慮した矯正治療を心がけております)

◎一期治療:永久歯への交換期《混合歯列期》に治療開始が必要なケースを多く経験します。(PhaseⅠ治療)

〇症例Ⅰ

術前検査CBCTにて、右の顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が認められます。

また、MRI検査では関節円板の転位が認められました。

術前CBCTは画像では関節等に円形状の骨の陥凹が認められます。

一期治療にて、顎関節を考慮しスプリント治療を併用治療を計画しました。

一期治療後は、関節頭は滑らかな輪郭に変化しリモデリング(骨の変化)が認められました。

術前・術後の側貌セファロ画像比較では、下顎骨の良好な成長が確認出来ます。今後の二期治療では、顎の骨の成長が良好な変化はより良い治療結果をもたらす要因となります

〇症例Ⅱ

症例Ⅰと同様に、術前検査CBCTにて左顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が認められます。

また、MRI検査では関節円板の転位が認められました。

症例Ⅰと同様な所見が認められます。

一期治療にて、顎関節を考慮しスプリント治療を併用治療を計画しました。

一期治療後は、関節頭は滑らかな輪郭に変化しリモデリング(骨の変化)が認められました。

術前・術後の側貌セファロ画像では下顎骨の良好な成長が確認出来ます。

今後の二期治療では、顎の骨の成長が良好な事で、より良い治療結果をもたらす要因となります。

症例Ⅰ、症例Ⅱは歯並びの状況はそれぞり違った症状の症例ですが、術前検査で認められた顎関節の異常が、一期治療後には良好な変化が認められ、顎の骨格の成長が認められたことです。

これは二期治療(PhaseⅡ)がシンプルで軽度となる可能性が示唆され、結果的に術後の結果は良好な予後の良い治療結果となる事と考えられます。

◎成人の矯正治療例においても、同様な変化が認められる事があります。

〇成人症 Ⅰ 骨格性反対咬合外科治療ケース

骨格性の反対咬合と左右の非対称、叢生を認める症例です。

術前検査CBCTにて、右の顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が認められます。

また、MRI検査では関節円板の転位が認められ診断は、変形性顎関節症です。

手術までの術前矯正中にスプリント治療を併用し治療を進めました。

矯正治療後は、顎関節頭に円形状の骨吸収(陥凹)が減少し関節等の形態が滑らかな形態に変化が認められリモデリングが認められ良好な変化所見です。

外科矯正治療においては手術前に顎関節の安定を図ることが、術後の結果を左右する大きな要素です。咬み合わせ、顔貌の変化に大きな影響を与える重要な要素と考えています。

治療後の咬合、咬み合わせ、顔貌は良好な結果が得られています。

〇主訴:歯がデコボコ、受け口、咬み合わせが合わない

〇年齢: 17歳 男性

〇顎変形症:骨格性反対咬合

〇治療方法:装置:マルチブラケット装置、便宜抜歯抜歯:上顎左右第一小臼歯 外科手術上下顎同時移動術 オトガイ形成術

〇治療期間:マルチブラケット治療 術前矯正:25ヶ月 術後矯正:8ヶ月

〇費用:健康保険適用

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり ます。⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる ことがあります。⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

治療後は副作用も無く、審美性、機能、健康維持され経過良好です

 

〇成人症例 Ⅱ

咬み合わせが不安定で見かけより咬み合わせのズレが大きいケースでした、顎関節も変形性悪関節症でMRIでは非復位性顎関節円板前方転位、関節鏡所見は関節円板の穿孔が認めらられました。

骨格性の下顎後退、と左右の非対称、叢生を認める症例です。

術前検査CBCTにて、右の関節頭は著しいクレーター状の変形が認められ、変形性顎関節症でMRI検査では関節円板の転位が認められました。

手術までの術前矯正中にスプリント治療を併用し治療を進めました。

顎関節頭に円形状の骨吸収(クレーター状)が減少し関節等の形態が滑らかな形態に変化が認められます。

顎変形症手術後、術後矯正にて咬合の安定を図り治療後のCBNCT画像では、更に関節等の形態は滑らかとなり明らかな形態の変化(リモデリング)が認められ経過良好です。

治療後の顎関節CBCT画像では、関節等の形態は滑らかな形態に変化が認められます。リモデリングが認められ良好な結果が得られています。

外科矯正治療においては手術前に顎関節の安定を図ることが、術後の結果を左右する大きな要素です。咬み合わせ、顔貌の変化に大きな影響を与える重要な要素と考えています。

治療後の顔面も良好な結果が得られています。

〇主訴:出っ歯とデコボコ、下の前歯が当たる

〇年齢: 48歳 女性

〇顎関節症:両側:非復位性関節円板前方転位 変形性顎関節症 顎変形症

〇治療方法:装置スタビライゼーション型スプリント、マルチブラケット装置 便宜抜歯:上下顎左右第一小臼歯 外科手術上下顎同時移動術・オトガイ形成術

〇治療期間:治療期間:マルチブラケット治療6ヶ月 術前矯正:25ヶ月 術後矯正:7ヶ月

〇費用:健康保険適用

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用につい

① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり ます。⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる ことがあります。⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

治療後は副作用も無く、審美性、機能、健康維持され経過良好です

顎関節は咬み合わせと非常に密接な関係が有ります。

大人も子供も以前の顎関節に問題を抱えている状況では、良いかみ合わせを得ることが困難となる事が容易に考えられます。

顎関節1stの治療は矯正治療で咬み合わせを改善する上で有益な考え方だと当クリニックでは考えています。

《治療に対するリスク・副作用》

一期治療の場合(生え替わりの時期):年齢的に装置の使用法、管理により予定外の偶発症が考えられます。本人に対しての練習やお母様への指導により回避できます。また、装置の粘膜への接触が原因の口内炎の発症リスクが考えられます。保護用品の使用に回避できます。

歯根吸収 歯肉退縮 知覚過敏 虫歯 後戻りが考えられますが、リスク開始と発症した場合の対処でリスクの回避が可能です。

永久歯列・成人矯正の場合`;マルチブラケット治療中の口腔衛生管理状況により歯肉炎、虫歯のリスクがありますが、適切なブラッシング指導と実践により回避できます。また、装置の粘膜への接触が原因の口内炎の発症リスクが考えられます。保護用品の使用に回避できます。便宜抜歯に対するリスク:局所麻酔薬に対するアレルギー及びショック、抜歯時の歯根破折、歯槽骨骨折など、術前の問診と、X線、診査でこれらのリスクは回避できます。歯根吸収については治療計画、装置の作用方法により回避できますが、偶発症として生じるケースも考えられます。歯肉退縮については術前診査である程度予測可能ですが、治療中のブラッシングや口腔衛生状態により左右されることもあります。

顎関節症併症例では、術後の進行性下顎頭吸収(Progressive Condylar Resorption: PCR)のリスクが考えられますが、TMJの術前の診査、処置によりリスクを軽減すると考えられます。外科矯正治療の場合:全身麻酔対する偶発症、手術による知覚麻痺等の偶発症や、術後の合併症など考えられますが、手術前の検査、診察により矯正医と口腔外科医の適切な医療連携により綿密な手術計画を立てることで多くのリスクは回避できます。