2020/04/15
日本矯正歯科学会の「専門医」の名称が、「臨床指導医」へ変更されました
この臨床指導医(旧専門医)制度とは、日本矯正歯科学会認定医の資格を持つ矯正医が、さまざまな症例の提示や試問審査等で、3次試験まで全てに合格したものに与えられる、極めて基準の厳しいライセンスです。
≪日本矯正歯科学会HPより『臨床指導医制度について』抜粋≫
臨床指導医制度は、より高度な臨床技能と学問的知識の向上を目指し、他分野と連携することによって、国民に健康と福祉に貢献することを目的としています。
そのために、社会人として良識や医療人として高度な倫理観を持ち、絶えず自己研鑽を積み、国民に積極的に情報提供を行い、国際的視野をもって矯正歯科医療の発展に奉仕すると同時に、認定医および臨床指導医を目指す歯科医師の模範となり、その育成と臨床研修を援助できるものを「学会の臨床指導医」としています。
臨床指導医資格は認定医資格を有し、長期に本学会に属することを条件に、臨床試験として現代矯正歯科医療における代表的な症例の提示と試問審査に合格し、さらに学術大会においてこれらの症例報告を行った者に与えられます。審査は不正が許されないように厳正に行われ、症例の治療結果も極めて厳格に評価されています。更新は5年毎に症例を報告し、審査に合格することが必要となっています。
また、当クリニックは臨床研修機関として登録しています。
日本矯正歯科学会のHPより
本学会は、基本研修を行うために基本研修機関を、臨床研修を行うために臨床研修機関を指定しています。基本研修機関は、歯科矯正学を主に教授する講座(分野)を有する大学の附属病院。
臨床研修機関は、常勤の指導医または臨床指導医(旧専門医)1名以上が勤務し、臨床研修が可能な条件を満たしている医療機関。学会は、審査に合格し登録した機関に基本研修機関指定証あるいは臨床研修機関指定証を交付しています。
日本矯正歯科学会 臨床指導医(旧専門医)